遠隔ボランティアと、寄付のこと。

 お金についてのベースとして、私は20代のころ読んだ「お金の本」の影響が大きいのですが、そこに書いていたことでひとつ印象的なことがありました。

それは「寄付をしよう」ということ。

寄付は心を豊かにしてくれる、と。

https://www.amazon.co.jp/女性が28歳までに知っておきたいお金の貯め方-知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ-中村-芳子/dp/4837978053

この本。今の時代に合うものかはわかりませんが。

 

まぁ確かにそうだろうけど…でもこの内容の本に書く?ってそのとき不思議だったんです。だってその本は、年収の中の住居代の比率とか、お金の運用方法とか、貯め方とか、そういうものを分かりやすく書いている本だったから。まさかそんな本買って寄付をすすめられるとは思わなかったというか。笑

 

でもそれは頭に残っていて、なんとなく30代後半になったいま、わりと気軽に寄付をするようになりました。

たまにやるのは、どこかで台風や地震の被害があったとき「日給分寄付」。ボランティアに行ったつもりで働いて、その日給分を寄付する、と。いまどきはネットで気軽に募金ができるので、家で完結するボランティアですね…ぜんぜんダイレクトに現地の役にはたっていないけど、自分でもできるささいな遠隔ボランティア(の気分で)。

 

寄付すると自分ゴト化するので、ささやかですが社会的活動になる…と思います。

被災地である現地に行くからこそできることやわかること、手伝えること、たくさんあると思うのですが。。技能も体力も別にない私が子供置いて現地に行くより、もっとカジュアルにできることはあるよね、という感覚。

 

寄付って、もちろんそれを必要としている人のためのものなのですが、自分にとっていいものでもあると思います。私が読んだ本に書いていたのは、「寄付は一部のお金持ちがすることと思っている人も多いかもしれないが、そうではない」「お金への執着を減らしてくれる」ということ。

今になって少し、書いてある意味がわかるようになりました。

 

と、今日は遠隔ボランティアと寄付の話。

最近はいい世の中になって、クラウドファンディングとかnoteで課金できたりもするので、マイナースポーツなんかにもたまに(ごく少額)課金しています。

それはもう自分の経済活動として、自己満足の範囲でですけど。。まぁこのへんは「推しに課金」というやたら俗物的な言葉でもまとまる話ですw