子供の運動会が終わりました

少し前のことですが、娘の小学校で運動会がありました。

娘、学年で5本の指に入るくらい小柄な子なんですけど、足は速い。小さい体で高速回転なので、バキューーーーンって感じの走りで、我が子ながらなかなか凄いです

幼稚園時代は「まあ速いよね」くらいだったんですが、3月生まれなので成長が追いついてきて、相対評価でいくと年々速くなってないか?みたいな感じ。

たぶん夫の遺伝子。

 

と、最近得意分野を見いだした娘、運動会は徒競走にリレーに快足を発揮していて我々家族も楽しませてもらったわけなんですが

ふと隣を見ると、ママ友達が涙ぐんでいて。

 

どどどどうしたのと聞くと、

「Sちゃん、吃音とかお友達関係で苦労していたし、得意な能力をしっかり発揮して活躍してるの見てると涙でてきた」「負けずにがんばることって大事だね」と。

私はけっこう友達に娘の吃音のこととか、いろいろつまづいたこと相談したり助けてもらったりしてきたんですが、運動会見てそんな風に思ってくれてたのかと。なんだか、ハンディキャップを持った子がそれに負けず努力して活躍した 的なストーリーを娘に見てくれていたようです。

 

足の速さに関しては8割くらい生まれつきでしかないので、特にすごく努力したっていうわけでもなく、「なんかすみません」みたいなところではあるのですが。

でも吃音と向き合って時に苦労もありつつ学校生活を送ってきたのは本当のことだし、そんな子が運動会で達成感を感じられる結果になったのも本当のこと。って考えると、案外、ストーリーみたいなものは後付けで生まれることもあるかもね、って思いました。

一生懸命生きてればそこに必ず何かはあるわけだしね。

ただがんばって走っただけで誰かの心を動かすこともある、と。

 

今ラグビーが盛り上がっていて、選手それぞれの秘話が語られたりするんでしょうけども、フラットに見ていると「ただ目の前のことに真剣であっただけ」のようなことって多いと思うんだな。

結果が出ればそこに必ず人はストーリーを見いだしてくる、というか。

(まあラグビーに関しては尋常でない努力の結果だと思うので、同列に語ることなんてできないですが。。。)

 

なんかふわっと考えたことでした。

 

さて、うちの幼稚園&小学校はどちらも運動会が10月。その周辺はちょっとバタバタ忙しかったりするのですが、これにて一段落。

家族それぞれの予定と自分の仕事と、ママ業はなんというか延々と小山を超えながら歩む道のようです。息つく時間は自発的に取らないと取れないね(^^;)

今週もあと2日、です。