転勤族妻として気になった炎上

気になる話題…なんですが、先日若干燃えていたカネカの育休転勤退職問題。保育園、男性育休、転勤、単身赴任、パタハラ、多くの人の経験や不安に響くことがあって、ぐーーっと話題になったなぁと思います。

(私も今日は自分事として語ってしまいます)

 

business.nikkei.com

転勤族の我が家は、もちろん共感するところがたくさんあって。。。

夫の会社はわりと古めの社風なので、全国転勤あり、それについていくのがいい妻、男性育休取得率も高くはない、夜遅くまで働く=家族のために体を張ってる、みたいな、「ちょっと古いんでは…」というところがたくさんあります。

 

転勤族の妻としては、転勤制度自体に異を唱えてもすぐに変わるわけではないし、もうそれは避けられないものとして、その生活で生きて行くべく地域を知って楽しみ、子育てを楽しみ、リモートで働き…と、受け入れてきてるんですけどね。

 

それでも、結果的に転勤も悪くないよ♪家族の絆も強まるし♪みたいな感覚は全然なくて、理不尽だし、妻は犠牲になっているし、そんな人権無視みたいな制度がまかりとおっていいわけがない、という感覚は結婚10年たっても変わりません。

なにごともいい面悪い面ありますが、いい面があるからといって理不尽が帳消しになるわけじゃないですよ。と夫の会社にはずっと思ってます。

 

だからといってはなんですが、今回のことが話題になったことって、転勤族の妻としては「個人の声が社会に届く」実例として価値を感じました

当事者の方にとっては、価値を感じました、とかって妥当な表現ではないというか、外野からすみません…という感じなんですけど。。そして、一方の言い分でしかない現状だとは思うんですけど。

でも、あまりに不当なことをすれば燃える、それは小さな光ではあるなと思います。

個人の発言権がある時代ですね。

 

そして、夫の会社はというと、10年たって少しずつ少しずつですが、子供のいる女性社員の配置が考慮されるようになったりとか、変化はあるようです。あと福利厚生でキッズラインのベビーシッタークーポン使えたりとかも。

一足飛びとはいかなくても、少しずつ変わっていってほしいと思います

ほんと、願いとしては家族離れて暮らしたくはないので、子供が三年生になった今、もう少し変化のピッチを速めていただいてw単身赴任の憂き目にあわないといいなぁと。そんなことを思いながらみていたニュースでした。