仕事と報酬、思うこと

私のライター業は細く長くな感じですが、そこそこ長期間書いてきたので、何ヶ月に一度かは新規のお仕事のお問い合わせがあります

いまは手一杯でなかなか受けられないのですが、この間「やってみたい」というお仕事がありました。執筆陣も魅力的だし、ちゃんと予算をかけて作っている媒体っぽく、企画から関われるもので、ここで書けたら勉強になりそう…と。。

 

受けてみようかな、とやや前のめりで話を聞いてみたのですが、残念ながらひとつだけどうにも辛いなぁと思うことがあり…、それが、報酬。

やってみたかったので残念でしたが、お断りすることにしました。

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フリーライターの報酬ってそもそもピンキリ。

相場なんてものは私のような無名のライターとインフルエンサーさんだと大きく違うと思いますし、あってなきがごとしかな。

 

それでもやはり、企画して取材して書いて修正して、という流れの中で、誠実に対応しようと思うとおのずと決まってくる最低額、というものが私にはあります

それを下回ってしまうと、クオリティをちゃんと追うとか、丁寧にタイムリーに対応するとか、気持ちよく礼を尽くすとか、そういうことをしきれなくなってしまう気がして。。。

そうなってしまうくらいなら、今ある仕事やそれをくれた方々にちゃんと報いたいと思いますし、新しく書きたい記事もありますし。

 

意味づけにものすごく納得感があれば、そういうの度外視でも引き受けてしまうこともありますが、基本的には意味づけと報酬と、どちらが欠けてもダメだなと思います。

月並みな言葉ですが、縁がなかったんだろうなと。

 

たぶんその媒体、きっと今ライターさんを集めているんだと思うのですが、提示額ってライターさんによって違いそうです。

執筆陣を見ても、この方々はもっともっと高いんだろうなぁー、なんて思ったり。

コツコツでも続けて、もっといい条件で声がかかるようになりたいな、なんて思った出来事でした。