受け取ることができない褒め言葉

相手は100%善意でいてくれて、さらっと受け取ればいいのにどうしても受け取ることができないっていうこと、ありませんか。

 

下の子4歳。彼はほどほどに子供らしくのびのびしてて、でも空気を読むタイプで、4歳ながら自分の言葉で話す子です。

そんな下の子を連れて出かけた昨日、年配のご婦人に子育てぶりを褒めてもらったんです。上の子連れてるときはあんまりなかったんですけどw 下の子連れてるとたまにあるんですよね。多分ほどほどに落ち着いててほどほどに明るく子供らしいからでしょうか。

 

でも私は、どうしてもこの褒め言葉を素直な気持ちで受け取ることができず。。

同じ私が育てた上の子は本気で多動につき「ちゃんと見ろよ親」みたいな目にさらされて何年も子育てしてきたんですよね。だってちゃんと目を配っていても、一瞬のスキをついて手を振りほどきスーパーの売り場にダイブ!や、公園から脱走!なんて日常でしたし、電車とか新幹線とか大変すぎて記憶にないくらいで、長距離帰省のときなんて私は上の子をどう車内で寝かせるかに命かけていました。

 

なので、下の子連れてるときに「あなたの子育てがいいからこんな風に育つのよ」なんて言われると、育て方じゃなく子供の性質が9割じゃないですか?と思ってしまいます。ラクさが全然違うから。

なので、ありがたいですが「いや、子供の性格だと思います。同じ私が母ですけど、上の子は全くそんな感じではないので。うふふ~♪」って空気読まず答えてしまう(うふふでごまかす)。

 

そこはありがとうでいいでしょ?ってもう一人の私が思いますが、数年前の私と、上の子のことを考えるとどうしても受け取れなくて、我ながらかたくなですが、どうしようもないw

それはあの頃の自分に向けての言葉なのかもしれません。

 

うちは上と下の性質がけっこう真逆なので余計に思うのかもしれません。

それぞれがそれぞれらしく育てばいいだけなんですけどね。

まあ、私がなんとなくかたくなになってしまうこと、でした。