しばらく前のことですが、もう10年くらい前の知人とふと関係が交差するできごとがありました、仕事上で。
知人。
交差。
自分で綴った言葉の響きが冷たいなぁと我ながら思いますが、一緒に働いてた人ですw
さらっと交差しただけでしたが、笑顔と簡単な挨拶で受け流せて良かったな〜ホッとしたなーというのが、本音の感想。
そう、あんまり関係の良くなかった人なのです。
10年ほど前は私も会社員でした。
正社員2人に派遣スタッフ4人みたいな職場だったので若くても私は管理職だったのですが、その人は有能な人だったので、色々とモメた思い出があります。
最初は私に対して「何も知らなくて無能」から始まり。
なんとか仕事覚えて回せるようになってくるとと今度は「指摘の仕方がよくない」「すべてに根拠が薄い」などなど・・
今思い出しても震えるほど厳しかった!笑
今考えてもそのときプロジェクトはトラブル続きの炎上状態でしたし、多分「使える社員連れてきてよ!」がその人の本音だったんだと思いますが、そんな中ずっと私は責められてばかりで、ちょっと言い返したら10倍返ってくるしw ←多分言い返す判断が間違い
正直、その人が辞めたときはもう顔も見たくない、二度と会いたくないと思ってましたが。
でも、もう10年経って自分も大人になり考えると、自分の言動を省みてそりゃないわーと思うこと多々あり、問題解決できないままだったなぁなんて思うこともあり。
相手もキツい人だったけど誰にでもそうだったわけではないし、自分が未熟だったのが一番の理由かなと今は思う。
ほんと無知は罪、未熟は罪。。みたいな渋い気持ちになります。
その人がいたのは1年弱なのですが、全期間を通して関係は良くないまま。
でも最後は、本当にお世話になりました、たくさん勉強させてもらって感謝します。とお礼を言ってお花を贈って、お別れしました。
もうお別れなので感じ悪く別れることもできたけど、それはなんというか、きれいに終わっとこ~というなんとなくの感覚。
で、この間、その人と一瞬の邂逅を果たして思ったことですが、
たとえ綺麗事でも、最後きちんと別れておいて良かった。ということ。
とりあえずあのとき自分では人道に反する別れ方はしていないと思うので、やましいところがないのはよかったなと思いました。
仕事つながりで、お互いの関係が変わっての再会でしたし、相手はちょっと気まずそうだったから。笑
読後感とか余韻とか、終わり方は大事ですよね。。
というのは、決して綺麗な思考ではなく、どこで誰が繋がってるかなんてわからないし、とりあえず誰とでもキレイにお別れするのは人生のための投資、思わぬ形で再会することもあるしね、みたいな風に思います。
誰にでも感謝する…みたいな、できた人間ではありませんが。
でも、できた人間ではないからこそ、別れの時ほど気を抜かず手を抜かず。ちゃんとしておこ~と思います。