ワンオペ育児との折り合いのつけ方・我が家の場合

我が家は平日、ほぼワンオペ育児です。

夫が帰ってくるのはだいたい終電間際か午前様で、子供たちが起きている時間に帰ってくることはほぼありません。二年前くらいを思い出すとその状況に定期的に発狂して、週1回でも早く帰ってくることはできないのか、けっこう夫婦で何度も喧嘩してました。

 

週1回、子供たちと会える時間に帰ってくるのがどうしてそんなに難しいのか?

私も自宅でやってるだけで、仕事はたくさんあるんですけど。

地元から遠くの子育ては、夫婦協力が必須すぎると思う。

 

そんな私の主張に夫の答えは、「でもどうしても無理」「仕事の性質的にどうしようもない」。

私の感覚としては、週1回も帰れないってどう考えてもおかしいし理解できず。

結局、喧嘩しても結論は出ず、夫が定期的に帰ってくることは難しく、喧嘩したすぐ後に何度か早く帰ってくる日はあれどもすぐに元通り、が日常でした。 

 

が、そこから2年ほど経った今、ふと気づくと、最近ワンオペ理由で喧嘩してないなと。。。

思い返すと明確な分岐点はなくとも大きく変わったことがあるんですが、たぶん我が家の分岐点は、夫の変化。

まったく帰ってこないのは変わらないのですけど、なんとなくどこかの地点から、もしくは少しずつの変化で、私をねぎらってくれるようになったことです。

ふざけた感じではありますが「ただいまー!なおこさんも毎日お疲れさまっす!うぃ!」っていう帰宅だったり、「毎日の育児はほんま大変やと思う」って言ってくれることだったり。

最近土日は「ママも休日、ラクしよう」って言ってくれるようになったんですよね。

 

ありがたいけど、そんなデキル夫みたいなこと昔は言ってなかったな?と思って、あれって意識して変えたの?ってこのあいだ聞いたら、

「そんなに意識はしてないけいど、できんことが俺も多いから、あなたの機嫌を取ったほうが早いと思った」って身も蓋もない回答が帰ってきました!笑

そのあと、「あっでも、一人で育児するのが大変なのはよくわかってきたよ~」ってあわてて言ってましたが。。

 

身も蓋もなくはあるけど、私が機嫌取られて、不満があった育児状況を「飲める」ようになったのは確かなことで。不満があるときって解決だけじゃなくて、その状況をねぎらってもらうだけでがんばれることってあると思います。

相手がねぎらってくれたら、こちらも素直にリスペクトを持てる、っていう面もありますし。

 

こう書くとワンオペの我慢の仕方、みたいになってしまうかもしれませんがそうではなく、一人育児の危険性や歪みはほんとけっこう危ないと思っているので、まずはちゃんと解決するのが一番だとは思います。

ただワンオペ育児っていう現状があって、でも何かの理由で解決できないまま日常が過ぎていくことって正直あると思うので、そんな状況の我が家がどんな風に保ったかっていうことを書いてみた次第です。

 

まぁ、ねぎらってもらったとしてもその状況がずっと続けばなかなか難しいと思いますが、子供に手がかかる時期ってずっとじゃないので…。

解決してないけどなんとなく落ち着いたよ、という我が家の体験談でした。