ライターとしての専門性やブランディングについてようやくわかった話。

今日はおしごと界隈の話のこと。

 

私が仕事してるWEB界隈では、専門性って大事だよね!みたいな話がされはじめてからもう久しいように思うんですが、自分自身はあんまり…「まぁ、ある人は強いよね」くらいに捉えてて、自分自身はなんの専門家でもないし、自分よりもっと詳しい人がいる場所で無理くり何かの肩書を名乗るのも抵抗あるし、気にしてなかったんです。

好きなものといえばお酒とか寺社だけどもっと詳しい人いるし、スポーツは好きだけど仕事にしたくないし、転勤族としても歴がそれほど長いわけじゃないし、子連れアレコレっていっても子供は育っていくし、住んでる地域もコロコロ変わるしなぁ、みたいな(笑)

 

そういった専門性よりも、適当に振っても納期に合わせて気を回しながら進行してくれる人…みたいな立ち位置で仕事もらうことが多かったですし、企画リサーチ現地取材電話取材撮影に動画…とか、いろいろ引き出しのある便利な人、っていうところを目指してやってまして。

それでも年々仕事は増えていくし、かといって売れっ子じゃないから殺到するほどじゃなく、ほどよく自分のやりたい仕事選べるし、わりとハッピーだなと思ってたんです。

実際、昨年はけっこう働いたんですね。

時間でいえば、フリーになってからいちばん働いた年だったと思う。

 

という年を経て、確定申告をして(つまりは決算)数字を見て思いました。

専門性欲しいと。

↑手のひらがえし

 

けっこう…ちょっとぶっちゃけますが、こども預けてる時間とか、夜とか、必死に必死に仕事してても、ようやくお気楽だった派遣社員時代の年収に届くかどうかくらいで、経費引いたらもっと少ない。

下の子が幼稚園に上がり、作業時間が増える4月からを考えたときに、やっぱり私の上限ってわりと低いところにあるなぁというのを実感したんです。

まぁ専門職でもない自分としては上出来かなって思ってもいるんですけど、これ以上、仕事時間を増やしたくはなく(むしろ去年より減らしたい)。。となれば、質を上げることが必要になるんですよね…と思った次第です。

 

実際、今、短期で専門性のある知人ライターさんのバックアップのような仕事をしているのですが(アシスタント的な)、その人って、テーマに合わせた寄稿依頼も多いし、その原稿料も高いし、専門テーマについては写真素材も知識も人脈も持ってるから、一原稿あたりにかかる時間もすごく短いんですよね。私なら5日かかる原稿を3時間で書けるんだと思う。

専門性は単純に原稿料にも反映されるし、それよりも「効率が上がる」というのも大きなメリットなんじゃないかなぁ。知ってることなら、わざわざ毎回取材に行ったり本を読む必要もないですしね。

今更気づいたの?って感じですが。

 

と、専門性の必要性がこれだけ言われてて、ようやく自分ごととしてハラオチした話でした。

 

かといって、これをやろう!みたいなのは、いまだないんですけど( ;∀;)

むしろ専門性だいじって思ってもブランディングはまた別の話で、セルフブランディングとかはなんか嫌で、やらないと思うw

 

まぁそんな状態ですけど、何事も「なんとなくやる」よりは必要性を実感してた方が動きの精度は上がるもんだし、今は認識しただけでもヨシとしようと思います。

人によってはなんのこっちゃって話だと思いますが、今日は自分のための備忘録。