夫の仕事観を聞くと、いつも新鮮に感じる話

夫に「転職を考えることってないの?」と以前、聞いたことがあります。

確か、転勤暮らしも子供が大きくなるとしんどいよねー、みたいな話をしてたとき。そうすると、

 

「考えてない、だって俺が他のとこで通用するわけないやん!若い後輩はどこでも通用するスキルを身に着けたいみたいなこと話してるけど、俺はどこでも使えるスキル磨こうなんて全く考えてない」

「全力で会社にしがみつくよ」

「スキルよりもしがみつく力を磨いてる」

「社内で生き抜く力を」

 

って言ってて、ちょっと笑いました。

ネタなのか自虐なのかよくわからないww

 

夫はなんというか、10人いたら10人に「要領が悪い」と言われる人で、厳しい上長に当たると簡単に病んじゃったりもするのですが、社会に出て10年以上?年々図太さを増してるなぁと思います。

「姑息なことをするときこそ堂々と」

「長いものには消極的に巻かれる。そっと短く巻かれる程度に」

とか、謎の語録が残ってますし。

姑息かwwとか、聞いてると思うんですけど、彼の必死の処世術なんだろなと。

 

後輩にも別に尊敬されようとか思ってない、こんな人もアリだと思ってもらえる人でいようと思う、みたいな。えっそこ?みたいな感じでありますが、私が出会った入社当時からビジョン(しがみつきビジョン)は全く変わってなくて、ある意味すごいと最近思えてきました…

 

多分同じ社内にいたら「おいおい」って思うところもあるんだろうけど、本人なりに生き抜くために必死にやってきてるので、家族としては「ぜんぶ正しくなくていい、ガンバレ」みたいな気持ちです。

 

っていうのをなぜ今日書いてるかというと、このあいだフリーランス20年くらいの先輩(むかしなじみ)と仕事してて、待ち時間とかにいろいろ話してたんですね。

そうすると、フリー先輩と夫のいうことって100%真逆って感じだし(笑)

 

こういう〆方はどうかと思いますが、時にはスキルを磨く方法とかフリーとしての生きぬき方みたいなものに触れるのも刺激あっていいけど、家庭に意識高くない人がいる…っていうのはいいなぁと思いましたww

意識高くないっていうか、目指してるところが全然違うので、いつも話きくたびに新鮮。

そんな話でした。